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読書日記『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』内田樹 編

日々のこと

サラリーマン時代、しかもコロナ期、どこにも
いけないから、家事育児が終わった金曜夜
ひとり本屋に行くのが楽しみだった
平積みの本を数冊買って読む至福の夜

その中の1冊がとても心に残った
今回の本

#晶文社 #アンソロジー
中高生を想定読者に、年代別に20人の
その道のプロが『いまの中高生にとって
いちばん大切なこと』と思えるトピックを
選んで寄稿されたアンソロジー

●後藤正文さんより
どれだけ君が変わっていようとも、
それを受け止めるだけの多様性が
世界の側にある

もしも将来息子たちが悩んだときに
この文を思い出せるようにしておきたい

●岩田健太郎さんより

タテ、ヨコ、算数の世界の見方
この考え方がすごくわかりやすくて
素直にそうだなぁ。。と思えた

分母と分子の関係、タテとヨコの見方、
より正しく世界を見ることができれば
よりよく生きる可能性が高まる

●山崎雅弘さんより
無駄を省く、合理化等、一見して
賢いような単純な考え方は、非常事態には
逆効果になってしまう場合がある
長い時間軸で物事を考える習慣が
身につくと、少しずつ精神の自由を獲得
できるはず、、

今まで合理化、合理化と言っていたことが
短期的目線だったんだな、伸びしろとか
のりしろとか、一見無駄に見えるところが
長期的にみると重要なのかもしれない

その他紹介しきれないくらい、
そうだそうだ!と納得できる文章が並んでいる
中高生を対象にしているから
わかりやすい言葉で書かれている

読み終わったときに、賢くなった気がした

 

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