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読書記録『樹木たちの知られざる生活』ペーター・ヴォールレーベン

日々のこと

前回の読書記録から続く森シリーズ

ドイツで森林の管理をしている専門家が書いた本
え!そうなの!!っていう発見が沢山ありました

木は会話したり、木同士で助け合っているって
考えたこともなかった
アカシアはキリンに葉を食べられると、
周りの仲間に危険を知らせるために、
警告ガス(エチレン)を出すそう、、
それに気づいた仲間たちは、
葉の中に有毒ガスをためて、
キリンから身を守るという、、、
他にも、芳香物質を使って
会話する木があるそう

子育ても理にかなっていて、
ブナの若木はどんどん生長したがる
でも、長生きするためにはゆっくりと
した生長が必要
だから、親木は子どもの頭上に
枝葉を伸ばして、光を遮る
なんとか死なずにいられる
くらいの光合成しかさせないそう

上に書いたことは、森の木々のこと
一方で、人が植えた街路樹とかだと。。。
親や親戚は近くにいないから
いっぱい太陽の光を受けて伸びたい放題
その代わりに根がしっかりと張れて
いなかったりで、不安定になって
長生きできなかったり、
仲間から、虫が葉っぱを食べに来たよ!
っていう助けの声もない

ブックカバーに、
街路樹がいとおしく見える、
って書いてあったけど、
本当にその通り
今までなんとも思っていなかった
のに、心配の気持ちで木を見たり。。

しばらく森関係の本に
はまりそうです

原生林とか、原始林とか
行ってみたいと思いました

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