なんだか、スゴく楽しく読める本
読み終わった後、なぜか涙が出てしまった本
温かい気持ちとかいろんな見方とか
そういうところが、心に触れた
涙なんだろうなぁ
題名のとおり、
目の見えない白鳥さんと
いろいろなアートを見に行って
そこでの出来事が書いてあります
まず、なるほど!と思ったのが、
著者の川内さんや、お友達のマイティが
美術館に一緒に行って、白鳥さんに作品の説明を
するけど、人によって見え方が異なるし、
説明の仕方も様々
それを聞いた白鳥さんが、質問をしていって
その質問や会話のやりとりを通して、
川内さん自身が、また違った角度から作品を
見ることになってくるということ
私自身、たまーに行く美術館だけど、
知識がなさ過ぎて、この見方であっているの?
って思いながら、知ったかぶりをしてしまったり
感想こそ言えずに足早で退出してしまうけど、
人ぞれぞれ、見え方が違うし
自由に作品を見ていいんだなぁって
素直に思いました
本の最後の方に、
いろいろな美術館や展覧会に
白鳥さんと行くのはなぜなんだろう
って、川内さんが自問自答するところがあって、
白鳥さんの見えない目を通じて
普段は見えないもの、一瞬で消えゆくもの
を多く発見したってあるけど、
それが一番の理由じゃなかった
結局、白鳥さんと一緒にアートを見て
一緒に笑っていたいっていうことだった
本を読みながら、私もアートを一緒に
見た感覚になっていたけど、
本の中の会話に大笑いしちゃったり
一緒に考えるところがあったり
とにかく読んでて忙しかった
読み終わった後にスゴく気持ちが
よかったのは、
ただただ面白かったからなんだなぁ
白鳥さんや川内さんやマイティや
ホシノさん、、その他にも
本に出てくる人たちのやりとりが
すごく心地がよかったんだなぁ
読み終わって、
最近会えていない友達とか
お世話になった方とか
好きな人に会いたくなりました
超絶オススメの本です
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